Interview.07
管理
T.T
2023年度新卒入社 国際航空専門学校 航空技術科卒
当社は機体の心臓部であるタービンエンジンを扱っており、航空機部品とタービンエンジンの出荷・整備をして、空の安全に貢献しています。そのなかで修理、整備、技術サポートの一翼を担うのが、ここ「東京メンテナンスセンター」。私はここでの業務に魅力を感じ、入社を決意しました。
私は学校でエンジンの構造を学び、安全に動かす重要性を知ったことで、将来その責任ある仕事に携わりたいと思うようになりました。機体を安全に運航するサポートをする仕事をとおして、社会に貢献したい。そんな想いを実現できると感じられたのが当社です。ここでなら、学校で学んだ知識も活かしながら、活躍できると思いました。
東京メンテナンスセンターの管理グループに所属しており、現在はエンジンを納入するため、英文のLOG(サフランヘリコプターエンジンがエンジンを製造した時に作成されるエンジンの日誌)に整備員が記載した内容を確認し、整備員が作業した内容を搭載用航空日誌(日本で航行の用に供するときに必要な日誌)に記載する仕事を主に行っており、整備員が行った作業を理解するためにマニュアルを読んでいます。また、エンジンを受け入れる前にこのエンジンは必要な改修を行っているのか、メンテナンスセンターに入ったら必要な改修があるのか確認する仕事も行っています。エンジンの記録(LOG)の内容を理解するために、勉強しています。
自分が確認したエンジンの記録(LOG)、作成した搭載用航空日誌が、実際にお客様に使用されていて、航空の運搬に携われるところに大変やりがいを感じます。
最初に苦労したのは、LOGの記載内容を理解すること。英文で書かれているなかで、どんな整備作業を行ったのかを過去の記録から遡ったり、時間管理部品の時間は後何時間なのかを確認したり、さまざまな情報を一冊のLOGから読み取らなくてはいけません。しかしLOGを読み込めるようになると、エンジン一台一台の履歴がわかってきます。そうなってくると、LOGを読むのも楽しくなりますよ。
エンジン ARRIEL LEVEL 1 の講習をJAC Safran Academyで受講したことで、エンジンの構造や仕組みを学び、エンジンについてさらに理解が深まりました。また実際の整備現場も見学し、作業の内容を理解したり実際の部品をみて、どのような構造なのか学んだりしています。
またヒューマンファクター、航空法規、品質管理基礎等の講習を受講し航空の安全についても深く学ぶことができました。エンジンが搬入されて、エンジンが納入されるまでの過程や、各部署の大まかな仕事の流れの理解、LOGの見方、搭載用航空日誌の記載方法と、さまざまなことを学ぶことで大きく成長できたと思います。
まずは仕事の理解をより深め、日々の業務に取り組んでいきます。
今後はエンジンLOGの確認だけではなく、整備員が作業した内容を記載する作業や認定事業場で作業を行うときに必要な書類の作成を行えるようになりたいです。ゆくゆくは後輩に教えられるように業務を理解し、スケジュール調整や書類作成を行い、エンジンを整備する手助けをしっかりサポートできたらいいなと思います。
多くの会社があり悩むと思いますが、航空業界に興味がある方なら大いに活躍できる会社だと思います。技術面はもちろん、最初はわからないことも多いと思いますが、徐々に学んでいけば大丈夫です。
少しでも興味がわいてくれたら、航空業界に飛び込んでみてください。また当社を選んでいただけたら、一緒に働ける日を楽しみにしています。
- PRIVATE TIME -
休日は、友達と旅行によく行ったり、飲み会をしたり楽しい休日を過ごしています。夏季休暇では5日間の休暇を取り、熱海と草津に行き温泉に入って癒されました。旅行場所は決めるのですが、スケジュールは決めずのんびりすごし、寄り道をしたりと自由気ままに行くのがすごく楽しいです。